ND Building

独立してすぐに大高事務所の先輩とその同級生と一緒に 一級建築士事務所 株式会社 SPEC (スペック)という設計事務所をはじめました。ちょうどバブルの頃で、応援してくれる銀行の営業マンが居て、次から次にペンシルビルの注文が来ました。銀行マンは、再開発の必要な地区に融資を持ち込み、ビル最上階にオーナー住居のあるテナントビルを次から次に建てていました。

そんな中、芸大の陶芸科に「松薪」を収めている燃料屋が、敷地の半分を手放して自宅を新築するという話が舞い込み、新築住宅の設計と一緒に、手放した土地にビルを建てるオーナーからもそのビルの設計の依頼を請けました。設計をしても建物はすぐには建ちません。現場が始まってから、芸大に戻ることになりましたが、このビルのオーナーからは、引き続き担当するように望まれ、完成まで携わりました。

ND Building

都内のペンシルビルは、敷地が狭いうえに周辺も建て込んでいて、その姿を見ることも難しいのが実際です。たまたま角地だったので、に方向は前に道路があります。ファサードともいうべき、びるの顔をプレゼンした時の資料です。地下に電気室と倉庫があります。

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