釧路市芦野地域保育センター Outline

PLEA Design

釧路市芦野地域保育センターは、芦野地域の保育園のネットワーク拠点として整備されました。釧路市は極寒エリアですが、太平洋側気候区のため冬は晴天に恵まれます。PLEA 1997 Kushiro インフォメーションセンターと同様に、屋根で熱と電気を取得するプレアデザインで提案しました。

公共施設では、災害時に避難施設になることも想定して計画します。災害時に太陽で自立発電をすれば太陽熱集熱で新鮮な外気を暖めて室内に導入することができます。体育館などに避難する様子が報道されますが、外は晴れていても室内には日も差さず、埃だらけの寒い環境で過ごさなければならない避難所を見ることがあります。そのようなときに、熱と電気を同時に取得することができるシステムが活躍します。

芦野地域保育センター

また、冷たくない床の効果は大きく、芦野地域保育センターでは「裸足保育」を実施しています。裸足保育には、地面を素足で踏みしめることで、足の裏に刺激を与える効果もあります。 足の裏など、体に刺激があったとき大脳が反応します。 子どもたちの大脳を発達させるにはいろいろな刺激を与え続ける必要があります。 裸足保育は、足裏の刺激にも効果的と言えます。

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