EDS 地球デザインスクール Water circulations

PLEA Design

敷地は、丹後半島の海の見える丘でした。敷地内のどこに計画してもよいと言われましたが、事前にコンサルタント会社が「マスタープラン」を描いており、公園内の道路も、造成工事もそれを前提に進められていたので、ほぼ同じ場所に計画しています。京都府の担当者と一緒に草苅をしながら、実際の配置計画を練りました。

EDS マスタープラン

計画地は、敷地内の高台にあって、北方向に斜面になっていて棚田の間に、湿地と池があり敷地の北側を東の海に向かって流れる波見川の支流になっていました。公園内には下水設備がないので、施設から出る汚水は、きれいにしてここから海に流すことにしました。

EDS 水処理

浴室の排水と厨房排水は、合併処理浄化槽で処理したものを棚田状の池に対流させながら、植物浄化の手法で水処理をして海に流しています。一方、ここで処理しなければいけない糞尿については、この敷地内で採れたものばかりではないので、そのままの土壌処理では、よその窒素を海星公園に定着することになります。地球デザインスクールでも、地球のたまごと同じ、関西PGSの「バイオマストイレ」を採用提案しました。

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