EDS 地球デザインスクール Device

PLEA Design

気象データの分析

計画地は北陸型の気候で、設計積雪深度は1m という豪雪地帯です。ご想像のように冬季にはあまり太陽に恵まれていません。ここで太陽熱利用ができたら日本中どこでも問題なく空気式太陽熱利用パッシブシステムが活かせます。

データでみると、冬季に日射が全くないわけではなく、一日に 3~4時間程度は、日照があることが解ります。そこで、計画はこの一日に 3~4時間程度の日射を如何に活かすかということになります。

特殊な集熱装置の提案

特殊は集熱装置をデザインしました。朝と夕方の太陽高度角は小さく太陽は低いので、効率の良い集熱のためには受光面を急勾配にしてその法線方向に太陽を迎える必要があります。この集熱装置は、南東と南西の二方向に向いたL型をしていて、南からの日射は南東と南西に向いた集熱面が同時に活躍します。この集熱面で、24時間365日のシミュレーションをすると、十分に太陽熱利用が有効であることが解ります。

また、デザインスクールの建設にあたって、敷地内から木材を調達しましたが、建材にならなかった、枝・葉・製材時の端材などが豊富にあることと、敷地内の森林の健康維持のために、間伐が必要で間伐材が定期的に手に入ることなどを前提に、木屑焚きボイラーを補助熱源に持つことを提案しました。

EDS 木屑焚きボイラー

木屑焚きボイラーのあるエネルギー棟は、造成のための盛り土を除去して、本来の地盤面に設置したため、地下室になっていますが、森から搬入される木屑を、合理的に下に降ろすだけで搬入することができます。

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