EDS 地球デザインスクール Sketch

Design

緑化屋根

EDS 西

屋根は絶対に洩らない「ステンレスシーム溶接」です。屋根面は 32kg GW 200㎜の断熱をしていますがさらのその上を土載せ屋根にしています。「何かあったときに土を下せるように…」と京都府の偉い人に要求されたため、土は「なめこ」の養殖に使われるプラスチィックのカゴに入れてあります。外周部は蹴込部分も緑化したかったので、溶接金網で特殊な籠を作って周囲に固定しました。

土と言っても、カゴに入れたのは「アクアソイル」というセラミックです。バーミキュライトのように軽い素材なので水を含まないと風にさらわれてしまいます。緑化は自生種にしたいと思いましたが、京都で「どんぐりプロジェクト」は難しかったので、鳥と風が種を運ぶまで「野芝」で「アクアソイル」がなくならないように養生しています。時間がデザインしてくれます。

バイオマストイレ

EDS バイオマストイレ

バイオマストイレは、バクテリアの家です。丹後半島は寒いので地面の中にバクテリアの家を作りました。(地球のたまごでは地上に露出しています)PC の蓋の上に銀色シートが敷かれていますが、必要ありません。この形式のバイオマストイレでは、バクテリア層の蓋の隙間から分解したガスを排気します。無臭です。地上に露出しているのは、好気バクテリアのためのエアレーションと、ちょっと黄色い色になる処理後水を脱色してトイレの洗浄水として好かうための加圧給水装置です。ポリカ波板の影に積極的には雨に当てたくないシステムの制御盤があります。

宿泊棟

EDS 宿泊棟

次年度の宿泊棟・浴室棟・エネルギー棟の設計は随意契約で委託されました。ちょうど天橋立のマツが何本か倒れてそれで作ってくれ…と依頼されました。宿泊棟と浴室棟は「天の橋立」のマツでできています。斜面を利用して、屋根面ではない傾斜面集熱装置を設計しました。直接床下に吹き込めるので合理的です。浴室棟の妻壁が左手に見えています。

浴室棟

EDS 浴室棟

眺望のいい浴室というのは、丸見えの浴室ということになります。覗いてほしくない方向は塀で隠しています。また、景色を味わうためには、明るいうちにお風呂に入る必要があります。月夜には月、星空は見えても、周囲は真っ暗なだけです。

エネルギー棟

EDS 北西から

季節風を遮るものが乏しいので、セミナーハウスの北西面は「背中」としてデザインしました。ドイツ製の鉛板で仕上げました。素材色でメンテナンスフリーです。奥にエネルギー棟が見えます。エネルギー棟の立っているところは道路のアップダウンを少なくするために約3m 盛り土されたばかりでした。不等沈下が怖いので、盛り土をどけて建てました。半分は地下に埋まっているため小さくできました。

版築

EDS 門柱

地球デザインスクールに毎週末来るマニアが沢山います。今でも廃校になった分校に寝泊まりしていますが、竹筋版築で門柱を作ってくれました。

ハートビル スロープ

EDS Slope

海星公園の地球デザインスクールは、林間学校のような環境ですが、京都府の府立公園ですので、ハンディキャップ対策が求められています。手前の緑の塊は、車いすのためのスロープです。2階の食堂までずいぶん遠回りさせることになってしまいました。

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